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不動産フルコミッションとは?完全歩合制の仕組みと成功するためのポイント
2025年03月06日
不動産営業の仕事には、固定給+歩合給の給与体系を採用する会社が多いですが、中には「フルコミッション(完全歩合制)」という給与形態を採用する企業もあります。
フルコミッションとは、契約が成立した際にのみ報酬を得る働き方であり、成果次第で高収入を狙える一方、契約が取れなければ収入ゼロというリスクもあります。
この働き方は、実力があれば青天井の収入を得ることができるため、不動産業界で独立を目指す人や、高収入を追求したい人に向いています。
本記事では、不動産フルコミッションの仕組みやメリット・デメリット、成功するためのポイントを詳しく解説していきます。

不動産フルコミッションのメリットとデメリット

不動産営業のフルコミットは、高収入を目指せるメリットもあれば、安定した収入がないというデメリットもあります。
フルコミットで働く場合は、このデメリットも考えておかないといけません。
以下で、メリット・デメリットそれぞれについて詳しく解説します。
フルコミッションのメリット
フルコミッションの最大の魅力は、成果に応じて高収入を得られることです。
たとえば、不動産売買仲介の手数料は物件価格の3%程度が相場ですが、フルコミッションであれば、その手数料の大部分を報酬として受け取ることができます。
そのため、数千万円~億単位の物件を仲介すれば、一度の契約で数百万円の収入を得ることも珍しくありません。
フルコミッションのデメリット
フルコミッションには安定した収入がないという大きなリスクがあります。
契約が取れない月は収入がゼロになる可能性があります。
また、広告費や交通費などの営業活動にかかる経費は自己負担となるケースが多いため、収入が多い時期に適切に資金を確保しておく必要があるでしょう。
フルコミッションの不動産営業で成功するためのポイント

フルコミッションの不動産営業で成功するためには、以下のポイントを考えた行動が求められます。
- 営業力と交渉力を鍛える
- 顧客の紹介やリピーターを増やす
- 資金管理を徹底する
これらを実践することで、デメリットやリスクを低減できます。
以下で具体的なコツを解説しますので、参考にしてください。
営業力と交渉力を鍛える
フルコミッションでは、自分の営業力がそのまま収入に直結します。
顧客との信頼関係を築き、成約につなげるための交渉力を高めることが重要です。
物件の魅力を適切に伝えるプレゼン能力や、顧客のニーズを引き出すヒアリングスキルを磨くことで、契約率を向上させられます。
顧客の紹介やリピーターを増やす
単発の契約だけでなく、継続的に案件を獲得できる仕組みを作りましょう。
たとえば、過去に契約した顧客からの紹介を増やす、リピーターになってもらうなど、長期的な関係を築く工夫をすると、安定した成約が見込めるようになります。
資金管理を徹底する
収入が不安定なフルコミッションでは、収入の波を考慮して資金管理を行うことが不可欠です。
収入が多い月に無駄遣いをせず、生活費や営業費用を確保しておくことで、契約が取れない月でも安心して活動を続けられます。
フルコミッションに向いている人・向いていない人

フルコミッションの不動産営業は、向き・不向きがあります。
もし「向いていない」と思うのであれば、リスクのあるフルコミッションはおすすめできません。
以下で、向いている人・向いていない人の特徴を解説するので、自分がどちらに当てはまるのか確認してみましょう。
フルコミッションに向いている人
フルコミッションは、営業スキルが高く、成果を出すことに意欲的な人に向いています。
特に、自ら積極的に行動し、目標達成のために努力できる人は、高収入を得るチャンスがあります。
また、計画的に資金管理ができる人や、顧客との関係を大切にする人も、この働き方で成功しやすいでしょう。
フルコミッションに向いていない人
安定した収入を求める人には、フルコミッションは向いていません。
契約が取れないと収入がゼロになるため、固定給の安心感を求める人にはストレスが大きいでしょう。
また、受け身の姿勢で仕事をする人や、人とのコミュニケーションが苦手な人にとっても厳しい環境になる可能性があります。
フルコミッションの不動産営業に不安を抱えているなら

フルコミッションは、不動産業界で高収入を目指せる魅力的な働き方ですが、成功するためには営業スキルや自己管理が欠かせません。
しかし、だからと言って不動産営業を諦める必要はありません。
まず、副業から始めてみるのも一つの方法です。
弊社beberiseでも不動産エージェントを募集していますが、副業としての働き方も可能です。
月額費用や登録費用もかからないので、リスクは最小限におさえられます。
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